近年 シリコーンゴム材は、従来の工業製品用外にも他の物質と化学反応を起こし難い、無臭、耐熱性、耐寒性、柔軟性などの特性が評価され、電子部品や食品、医療などの様々な分野の製品に使用されています。
三葉製作所では、これらの分野で使用されているチューブや異形品を押し出しから加硫まで連続して生産出来るシリコーンゴム加硫ラインを製品のサイズや形状に合わせ、横型シリコーンゴム加硫ライン(横方向押出)と縦型シリコーンゴム加硫ライン(上方向押出)の2通りの製造設備を準備しております。
本ページでは、縦型シリコーンゴム加硫ラインについてご紹介します。
※横型シリコーンゴム加硫ラインはこちらをクリックして下さい。
【特 長】
①上方向に押し出されたワークを無接触で加硫するためベルトやガイドロールなどの跡が付きません。
②ヘッドから押し出された形状のまま加硫するため、製品自重による潰れや変形が最小限に収まります。
【適した製品】
①自重による潰れや変形が懸念される薄肉製品
②ワーク表面に凹凸面がある異形製品
③真円度の厳しいチューブ
縦型シリコーンゴム加硫ライン