防舷および防振ゴム用ゴム押出装置

港に設置されている防舷材や、高速道路や線路の橋梁に使用される防振ゴムは、主にゴム製のシートを貼り合わせて形成されるものや金型への押出成形機によるゴムの注入によって成形されています。
製品サイズが大きいものは1日数トンものゴム押出量が必要となり、設備には押出能力や発熱対策が求められます。
三葉製作所は、様々なお客様のニーズに沿った製品を提案・製作しております。
・バリエーション豊富な押出機ラインナップのほか、押出機以外のライン用付帯設備も、ご希望の仕様に合わせて製作。ライン1式でご提供が可能
・ギヤポンプの採用による押出安定性の向上と低温押出、高吐出量の実現
・油圧開閉式シートヘッドによる自動開閉や、ギヤボックス分割式押出機による段取り・清掃作業性の向上
製品サイズが大きいものは1日数トンものゴム押出量が必要となり、設備には押出能力や発熱対策が求められます。
三葉製作所は、様々なお客様のニーズに沿った製品を提案・製作しております。
・バリエーション豊富な押出機ラインナップのほか、押出機以外のライン用付帯設備も、ご希望の仕様に合わせて製作。ライン1式でご提供が可能
・ギヤポンプの採用による押出安定性の向上と低温押出、高吐出量の実現
・油圧開閉式シートヘッドによる自動開閉や、ギヤボックス分割式押出機による段取り・清掃作業性の向上
製品の特長
バリエーション豊富な押出機ラインナップとライン付帯装置
防振・免震ゴムには欠かせないベント機構を備えた押出機や、混錬性能を高めるピン式シリンダーを採用した押出機、ピンコンバート式押出機など、最大スクリュー径φ200㎜以上の押出機まで取り揃えております。
押出機以外にもカレンダーロールや冷却水槽、切断機、シート切断後のパレタイジング装置まで、付帯装置を含むライン1式でのご提案が可能です。

ギヤポンプによる押出安定性の向上と押出負荷低減
ギヤポンプは定量ポンプとも呼ばれ、ギヤポンプ入口側の圧力を一定に保つ圧力制御を行なうことで、安定した押出量が得られます。
また押出機側での圧力に起因するゴム材料の発熱を抑え、押出機単独で使用するよりも低温で押し出すことができます。
これにより押出機の使用スクリュー回転領域が広がり、押出量アップが見込めます。
※押出量はゴム材料粘度、ヘッド圧力、ゴム温度などの 押出条件により差異があります。

段取り・清掃作業性向上オプション
油圧開閉式シートヘッド
油圧シリンダーにより開閉と締付を行なうことで、従来のTダイのような締付ボルトの脱着作業を省略し、段取りや掃除の作業時間を大幅に短縮することができます。
ギヤボックス分割式押出機
またギヤボックス分割式の構造にすることで、スクリューがギヤボックス側に残った状態で後ろに下げることできます。スクリューの水冷金具を外す手間が無く、抜出・再セットの時間を短縮できるため作業を効率化できます。
